2024.05.26 Sun.
落ち込んだ時こそ何かを書くのだ
さて、昨日もお伝えしように今日もちょっと落ち込んでおります。
が!
こんな気分の時こそ、作家としては何かを書くのだ、と自分を奮起させています。
ダメだったことや失意の気持ちに意識を向け続けてしまうと、気持ちはどんどん沈んでいきますから。かなり踏ん張りは必要だけど、創作の方に意識を向ける。そうして何かを創り出している感覚を味わえれば、「自分にはまだできることがある」という前向きな気分にもだんだんなってくるというもの。
そういうわけで、今は、とあるペンションを舞台にしたお話を書き進めているところです。この作品はポプラ社さんの季刊誌用に書いた短編を元に、連作短編として一冊の本にまとめた作品となります。
ちなみに7月にポプラ社より発売予定のアンソロジーで第一話(『ペンション・ワケアッテの夜食』)がお読みいただけます。でも単行本化する際はかなり加筆する予定なので、けっこう雰囲気は変わると思います。
それぞれワケアリのお客たちがペンションを訪れると、そこはどうやらいわくつきのオーナーが営むペンションらしく……というちょっとコミカルな設定で始まるお話です。
でも、コミカルで笑ってしまえる展開の中に、僕がこの数年で学んだ「生きるヒント」みたいなものを散りばめたいと思っています。読んだ人が楽しんでくれて、さらに明るく人生を進んでいける気分になるような作品にしたいと思っております。
ともあれ、ポプラ社さんの最高に頼もしい担当さんのおかげで、この企画はあっという間に話がまとまり、執筆にだけ専念できて本当にありがたいです。
今後はすべからくそのように、「作家は良い作品を書けばいい。ただそれだけ」という環境の中で創作活動を続けたいものです。今までの作家人生、本当にそれ以外の余計なところで悩まされることが多すぎました…。
そして、そんな理想的な環境を、自分の手で作っていかないとなとも思っています。
つまり、人の皮をかぶった魑魅魍魎(いるんですよ、本当にそんなのがこの業界界隈には)とは一切関わらないようにしていこうと思っています。そのためにも人を見る目を養っていかないとな、と強く思います。
以前の僕は利益目的で近寄ってくる人たちの言いなりにばかりなって、そしていいように利用されてしまっていました。それは僕の自信のなさや精神的な未熟さ、そして人を見る目のなさが招いてしまった結果だったとも、今になって考えればわかるのです。
もうそんなのは懲り懲りなので、自分で自分の人生をコントロールするため、そしてよりよい創作環境を得るために、戦っていきます。
というわけで、書き進めているうちにだいぶ気分もあがって、今ではすっかりココロも落ち着きました。もうちょっと書こうっと。完成をどうぞ楽しみにしていてくださいね!