2024.08.21 Wed.
さらば、夏休み
結構ガッツリと夏休みをとった。その間、文章は一文字も書かず、本もほとんど読まなかった。なので久しぶりの日記になってしまった。今日からまた日常。ファイトだ自分。
夏休み、何をしていたかといえば本当に何もしなかった。一回映画を見に行ったくらいであとは外食に行く以外、ほとんど家にいたのではなかろうか。自分は人に全く会わなくても、無理に何かしなくても、全然平気なタイプ、むしろその方がリラックスできるので、溶けるんじゃないかってくらいにリラックスしていた。ただ窓から青い空を眺めているだけで、人生は幸せ。
といいつつ、最近気になるのがお菓子をやたらと食べてしまうこと。普段の食事スタイルが朝食抜き、昼は納豆ご飯、夜だけしっかり食べる、なのだけど、その夜のあとにお菓子(甘い物)をバカバカ食べてしまう。今も夕食のあとに桃を食べ、たけのこの里を食べ、さらにミニバームクーヘンを3つも気づかないうちに食べていた。絶句。もうこれが夜ご飯じゃないか。
朝、昼をほとんど食べない生活の皺寄せが確実に、夜に来ている。むしろ普通に食べるよりカロリー多く摂っていそうだし、体にも悪そうだ。対策を練らなければ。というか、朝、昼、ちゃんと食べるべきじゃないのか。悩みどころ。
それにしてもうちのトトは、本当に陽気な子で目が合うとそれだけで「にゃっ」と鳴いて走り寄ってくる。何をしていても、こっちに用事がなくても、走り寄ってくる。
今も新たらしく買ってあげた爪研ぎで爪を研いでいのたで、「いいぞいいぞ」と思ってチラッと見ただけで、爪研ぎをやめてこちらに走り寄ってきた。そういう時、トトの瞳は喜びに満ちていて、とてもきれいだ。
2024.08.08 Thu.
ああ、夏休み
今日も朝から猫たちは元気。猫が朝から元気だと、それだけで幸せ。
今朝は比較的涼しかったので、ジウとのパトロールという名の朝の散歩も楽だった。途中から陽が出てきてしまったので、強制帰還させたけど。
夕方に宮崎で地震。仕事から帰ってきた妻に聞くまで知らなかった。被害がこれ以上広がらないよう、切に願う。当たり前の日常をみなさんが一日でも早く送れますよう。
妻は明日から夏休みだそう。もともと週四勤務なので、祝日も含めて10連続休みになるらしい。すごいな、そんなに休みがあるとか。
思わず羨ましいと言ったら、「そっちの方がずっと羨ましい」と言われた。妻からすると、家にいて、通勤電車に乗ることもなく、わずらわらしい職場の人間関係でストレスを溜めることもなく、好きなときに仕事して、猫と一緒に一日中いられる僕の方がよほど羨ましく思えるらしい。そうですか、すみませんでした。
確かにそう言われると、何も言えない。思う存分、夏休みを満喫してくれと思う。でも10連休は羨ましいなあ、とやっぱりちょっと思ったりするのだった。
2024.08.06 Tue.
嫌いな人
今日も朝のジウとのパトロールからスタート。家の近所を一人と1匹で練り歩く。ジウは何か怪しいものがあると、立ち止まってはクンクンと執拗に匂いを嗅ぐ。
私からすると、なんの変哲もない道路なのだけど、「む!ここはなんか怪しい匂いがするぞ!ちゃんと確認しないと!」ということらしい。まあ、君のおかげで町の平和は守られているということにしておく。ありがとう、ジウ。
今日はなんとなく嫌いな人のことをやたらと思い出してしまう1日だった。「なんであんなこと言うんだろう」とか「あの人のああいうところが嫌なんだな」とか。全く無意味な思考であるのは重々承知しているけれど、これがなかなか手強くて止められない。
でも、以前に比べて嫌いな人が周囲からだいぶ減った。数年前までは自分の周りには嫌いな人があふれていたけれど(それもどうなのかと思うけど)、最近は数えられるほどもいない。
考えてみれば、以前は「人を嫌いになってはいけない」といつも心の中で思っていた。でも、その思考こそが嫌いな人を身近に置いてしまう原因なのだと気づいたので、最近は「嫌ってもいい、人間なんだから好き嫌いはあって当然」と開き直るようになった。
すると不思議なことに、身の周りにいた嫌いな人が気がつけばずいぶんと減ったのだった。「人を嫌いになってはいけない」という本心に抵抗する気持ちが、逆に嫌いな人を引き寄せてしまっていたのだろうな。今になってやっとわかる。
なので、最近は安心して嫌うようにしている。
とはいえ、嫌いだから呪ったり不幸が訪れたりを願うわけではない。嫌いな人でも、幸せでいますようにという慈悲の気持ちをなるべく持つようにしている。まあいつもは難しいけれど。
でも、それこそが自分の心を救うことにもつながるのだと思う。嫌いなのはしょうがない。でも、そこから恨みや憎しみの感情を生み出す必要はないわけで。自分にとって嫌いな人でも、誰かにとっては大事な人で、そして誰もこの世界で幸せに生きたいと願っているわけで。
だから、こっそり幸せを願うくらいの余裕ある気持ちでいるのが大事だと思う。すると、またそれも不思議なことに、「嫌い」と思っていた心がなくなって、その人と普通に接することができるようになる。結果、嫌いな人が減るという好循環が起こる。
と言うわけで、今日も嫌いな人のことがしばらく頭から離れなかったけれど、しっかり幸せを願っておいた。僕の嫌いなあなた、どうぞ幸せに。
2024.08.04 Sun.
海外ミステリー
なんとなく海外ミステリーが久しぶりに読みたくなって、購入した。
「自由研究には向かない殺人」という作品。で、自分はミステリーとか読み出すと先が気になって気になって、止められなくなってしまう。妻からも「ハマりやすい。それしか見れなくなるよね」と言われている。そうなんです、自覚あるんだけど。アルコール飲めなくてよかった、飲めたら中毒になっていたかもと思う。
結局深夜2時くらいに読み終わるまで読み耽ってしまった。夜更かししないように気をつけているのだけど、久しぶりにやってしまった。
でも本は面白かった。ミステリーとしても青春小説としても楽しめて、これぞエンタメって感じの雰囲気を堪能できた。なので朝、猫たちにいつもの時間に叩き起こされるはめになって寝不足でつらかったけど、後悔はない。でも1日眠かった。
2024.08.03 Sat.
ああ、クリームパン
今日も暑い中、ジウと散歩に。ジウは散歩中、人と遭遇するといつも鳴いて挨拶する。
もともとダミ声なので、「ニャア」ではなく「ワーウ」という感じ。本人としては、「おはよう」とでも言っているのかな。とにかく誰彼かまわず挨拶して、時に挨拶された人がちょっとびっくりすることになる。
今日も前から歩いてきたおばあさんに、ジウは元気に挨拶。すると、おばあさんは一度立ち止まって不思議そうに目を細めてジウを見てから、「ネコ!」と叫んだ。犬の散歩中だとに思っていたのに猫で、おまけに挨拶までされたのでびっくりしたらしい。
「そうです、猫なんです」と僕が言うと、「あらー、猫もリードで散歩するのねえ」と感心した様子。その間もジウがずっと足元でワウワウ言ってるので、「何か必死に言ってるわね」と若干困惑していた。出会った人に挨拶するのが趣味なのだと言うと、笑っていた。
と、朝の散歩はそれでおしまいで、その後はちょっと仕事したりしつつ、その後ジムのプールでたっぷり水中ウォーキングして、合流した妻と近所の美味しいパン屋さんでパンを大量買い。いつも大行列になる人気店なのだけど、さすがにこの日差しなのでお客さんも少なく、並ばずに入れた。
ここのクリームパンが本当に本当に美味しい。なにしろパンもクリームもとろとろ。もう手に取った瞬間に崩れてしまいそうになるほどやわらかい。なのでつぶしてしまわないようにそっと持って、食べる。クリームはどうやって作ったらこんなにクリーミーになるのかというくらい。カレーパンが有名なお店なのだけど、個人的にはここのパン屋のクリームパンは世界一だと思っている。
パンって本当にしあわせな気分にさせてくれる。その匂いを嗅いでいるだけで幸せ。というわけで自分の分だけでも3つもクリームパンを買ってしまった。そして、ホクホクした気持ちで帰ったとさ。
2024.07.31 Wed.
殺戮の天使トト
今朝はひさしぶりに曇りだったので、ジウもはりきって散歩へ。日差しがないおかげで人間もだいぶ楽、ジウも途中でぐったりして歩くのをストライキすることもなく、家まで無事帰ってきた。
我々が散歩している間、トトは庭でお留守番しているのだけど、なにやらひとりで興奮している。そのまま我々が家に入ると、トトも入ってくるがその口には何かを咥えている。ぽとっと床に落としたものを見ると、トカゲさんだった。
かわいそうにトカゲさんは、すでに天に召されていた…。その凄惨な現場を見て、「ひっ!」と思わず本気の悲鳴が出た。
そうだった。夏になるとトトは庭にいるトカゲさんを見つけては狩り、そして自慢げに家に咥えてくるのだった。悪気はないし、猫の習性なのだろうけれど、しかしこれはむごい。
トカゲさんもうちの庭にいたせいで、こんな凄惨な事件に巻き込まれてしまって……申し訳ない。トカゲさんたちも連絡網とかで「あの家にはヤバいのがいるから近づかない方がいい」とか情報を回して、うちには来ないでほしい。
仕方ないので、亡骸は僕が庭の土に還してやることに。トトは心なしか誇らしげな顔でそれを見ている。女の子なのにね。天使みたいにかわいいのにね。夏になると、殺戮の天使になっちゃうんだよね。
トカゲさんのご冥福を祈る。そして、まだいるであろう庭のトカゲさんたちのためにも、トトはなるべく外に出さないようにしようと誓った。(でも、言うこと聞くタマじゃないのだけど)
2024.07.30 Tue.
毎日が奇跡
毎日、同じような日々を過ごしている。
起きて、家で執筆したりぼーっとしたりちょっとだけ運動してみたり。
ともすれば、毎日全く同じようにも思ってしまいそうだけれど、その中で味わうことや心の流れは全然違う。大事なのは、きちんと心を自分に向けていること。そうすれば、少しの変化でさえも、心にはとても新鮮に思える。
奇跡のようなことが起きるのを待つ生き方ではなく。
毎日が奇跡と思って生きる。
そんな日々を大切にしていきたい。
2024.07.29 Mon.
バンギャルのような猫
今日も朝から暑い!思わず外に出て、「えっ?」と誰にでもなく問いかけてしまったほど。
この暑さの中を駅まで歩くのは無理と言う妻を寝起きで今日も車で送っていく。車中で、僕が起きるのを寝室の前でいつも待っているトトの健気さが話題に。まるでバンドマンがライブ後に出口から出てくるのを出待ちしているバンギャルのようだとうちでは噂されている。
家に帰ると、暑い中を今日もジウは散歩に行くと言う。仕方ないから連れていくと、途中の道端で横倒しに倒れて、身動きしなくなる。暑いんじゃん、やっぱり。
仕方ないので抱っこして連れて帰ることに。抱っこされながら、「俺はまだやれる!」とでも言いたげにずっとワウワウ鳴いていたけど。君を抱っこして猛烈な日差しの下を歩くこっちの身にもなってほしいものだ。案の定、家に入ると涼しい場所を見つけてそこから一切動かなくなるし……。
可愛くなかったらお仕置きしてるところだよ、君。
そのあとは、元気いっぱいのトトが「あたしとも遊んで!」とアピールしまくり。結局大好きなヒモ遊びにしばらく付き合うことに。朝起きてから自分のことができるまで、かなり時間がかかるなあ。
結局今日も「純喫茶トルンカ」の三作目の赤入れの続き。結構早めに終わったので、ジムに行って大量の汗を流して満足。
2024.07.28 Sun.
夏休みの宿題は最終日にやる子供
今日も朝から夢であってほしいと思うほどの猛暑。そんな中、うちのジウさん(オス猫、13歳)が今日も散歩に連れて行けと言って譲らず。
仕方なく日陰だけを一緒に歩いて帰ってくると涼しい家に入るなり、ドテッと横倒しになって暑かったというリアクション。こちらを一瞥してくるその目は、「こんな暑い日に散歩なんて付き合わせるなよ」とどこか非難めいて見えるのは気のせいだろうか。行きたがったのはそっちじゃん。
その後、今日は「純喫茶トルンカ」の3作目のゲラの赤入れ。実は出版社からはだいぶ前に校正ゲラを送ってもらっていたのだが、しばらく放置してあった。けど、締切が本気で迫っているのでようやく重い腰をあげて作業を開始。思えば、子供の頃も夏休みの宿題は8月31日に必死なってやる子だった。
とはいえ、赤入れは必要最低限だけ入れた。以前は、少しでも作品をよくしようとゲラも必死に直していたものだが、それは悪あがきだったと今となっては思う。自分は心を尽くして原稿を書いたのだから、あとは修正の必要な誤字脱字とかをきちんと直すだけでいいと思うようになった。というか、開き直るようになった。
おかげで、以前はこのゲラ作業をする度に心がゴリゴリとかき氷機の氷のように削られまくっていたが、そんなこともなく淡々と作業をこなすことができた。完璧主義みたいなのは、手放すに限ると思った。そんなこといいつつ、期日ギリギリまで見なかったフリをする悪癖は治っていないのだけど。
というわけで、それなりに仕事をした1日だった。
明日も暑いんだろうな。それでもジウは散歩に行きたがるのだろう。連れていくのはいいけど、非難めいた目をするのはやめてほしい。
2024.07.10 Wed.
今日の戦利品
ガチャガチャで当てた子。
小首を傾げているのがかわいい。
うちの子は誰もこのポーズしてくれないな。